珠洲たの通信・1999年1月号

1998年度

 新しい年もあっという間に1ヶ月過ぎてしまいましたね。
 ボクの学校では,1月30日に「学習発表会」がありました。10日間(1日1時間ずつ)ほど練習や内容を決めるのに費やしましたが,まあ,何とか無事終えることができました。昔は,どこの学校にも「学芸会」と呼ぶものがあったようですが,最近は学校によってその名称も違うようです。「学習発表会」「学芸集会」などなど。昨年までいた学校では,まだ,「学芸会」といっていました。そのため,おじいちゃんおばあちゃんまで見に来ていました。
 授業をしっかりやることも大切ですが,もし,「学習発表会」のような機会があるのだったら,そこで,子どもたちの授業とはちがう姿を発見したいですね。もちろん,学級がまとまるきっかけにもしたいです。ただ,今までなかったのにわざわざ学芸会をするという気にはなりません。そんなことより授業で子どもたちと付き合うことの方が大切ですから。
 2月は,第1土曜日に「北野君の事務所開き」と「ミニバス抽選会」,第2土曜日が「小牧台でサイエンスシアター研究会」と「ミニバスの試合」,第3土曜日が「珠洲支部の定期大会」というように,いろいろと行事があります。その中でも,第1土曜日6日は,午後3時からならどうにか時間がとれそうです。そこで,サークルの例会を6日(土)の午後3時頃からとしますので,お間違いのないようにして下さい。ボクは途中,ミニバスの抽選のために抜けますが,よろしくお願いします。

■1月の参加者(4名)
K.H(珠洲市H中)  H.H(珠洲市T小)  Y.N(珠洲市M中)  M.O(珠洲市H小) 

資料の紹介

1.学級通信『気球』№43  3p  M.O
 2学期に行った仮説実験授業《食べ物とウンコ》の授業の最後に書いてもらった絵を幾つか紹介した学級通信です。質問は<あなたは,「これからどんな地球にしたいですか」と,もしも「宇宙人」から聞かれたら,どう答えますか。ちょっと考えて,書いてみましょう」というものです。
 この授業書は,何度もやってきましたが,今回は改訂案を授業にかけてみました。今までの授業書と大きく変わったのは,「微生物」を入れたこと,「うんこ」を「ウンコ」と区別し,新しい概念としての「ウンコ」の導入を図ったことです。ボクは,昨年の仮説の分科会で,この授業書案の検討会に出席し,いくらか意見を述べてきました。環境の問題は,社会的なものでもあり,仮説実験授業とはなじみにくい面も多々あるのですが,このあたりのことは今後もいろいろと論議されていくことだと思います。

2.「今月の本シリーズ・1月」   2p  M.O
 先月,宣言してしまった「今月の本」シリーズの第1弾です。
 1月号には『空想非科学大全』『日本人が書かなかった日本』『HomePage Design vol.2,vol.3』月刊誌『ホームページマガジン』という本の紹介をしました。
 年末年始は,H小学校のホームページ作りをしていたので,その関係の本が多くなりました。

3.「ホームページの作り方-歴史と方法・そしてこれからの課題-」   10ぺ  M.O
 これこそ,今,一番自分が興味のあることをレポートにしてみました。
 先月のサークルの時(要するに忘年会の時)に,ホームページづくりのノウハウが聞きたい,という声が複数の方からあがったので,それに答える形でまとめてみました。10ページとはいっても,ボクの文章は4ページです。あとの6ページは本からコピーしてきました。
 このレポートを読んだだけでは,ちょっと取っつきにくいかも知れません。というのも,どうしてもパソコン用語が入ってくるので,ある程度のWindowsやホームページの関連用語の知識がないと,理解しづらいからです。何かありましたら分かる範囲でいつでも相談に乗りますので,気軽にメールを下さい。
 本気でページを作ってみたいと考えている人は,インプレスの月刊誌『ホームページマガジン』の購入をお勧めします。1冊2000円と,月刊誌にしては高いですが,初級から上級者までのニーズに応えようとしています。

4.理科プリント『電気』 B6  6p   T.N
 中学校の理科で使っている,実験用プリント兼ノート(ワークシート)の「電気編」です。中学校の理科では,このようなワークシートを作って実験を進める人が多いようです。でも,自分で一枚一枚作るとなると大変ですよね。ボクも仮説ができない単元では,よく作りました。それは授業を効率よく進めて,じっくり仮説をやる時間を確保するためです。

5.アメリカ版「日本地図」      紹介 T.N
 Nさんは,1年ぶりに例会に顔を見せてくれました。その1年前には,ご結婚なさったわけです。それで,新婚旅行にアメリカ合衆国へ行ってきたそうですが,そのアメリカの本屋さんで見つけたのが,この「日本地図」です。
 さて,ここで問題です。このアメリカで売っていた「日本地図」。もちろん英語で書かれているわけですが,それでは,次のような山の名前や地名などは何と書かれているでしょうか。
・富士山  ① Mt.Fuji ② Fujisan ③ Fujiyama
・長良川 選択肢は省略
・珠洲岬 選択肢は省略
・東京湾  選択肢は省略
 どうも,日本を観光するアメリカ人用に売っていたみたいです。で,その地図の箱の表紙には「金閣寺」の写真が使われていました。さて,その「金閣寺」は英語で何と書いてあったでしょうか。答えは,Nさんに聞くか,来月号に掲載しておきます。

6.ブラックライト       紹介 T.N
 名古屋の「王様のアイディア」で購入したという,スタンド式ブラックライトです。ブラックライトはいつだったかに紹介しましたが,これは,スタンド式になっていて手で持っている必要がありません。しかも,コンセントからも電源がとれることから長時間の使用もできます。なかなかインテリアとしても,ナウイ商品です。
 「ブラックライトではがきを見るとバーコードが見えて面白い」ということをいつぞやのサークルでやりましたが,宝立公民館に来ていた年賀状をブラックライトで見ても何も見えませんでした。いったい,これは,どうしてでしょうか。さっそく家に帰って年賀状にブラックライトをあててみました・・すると・・続きは次回のサークルで(ライトを持っている人は,是非調べてみて下さい)。

珠洲たの通信・写真編

●アメリカで売っていた日本地図
一見なんでもないような地図ですが,これはアメリカ合衆国の本屋さんで手に入れた「日本地図」です。別にアメリカまで行かなくても国内で手に入りそうですが,そこは「アメリカで買った」から価値があると言って置きましょう。
さて,この地図は,当然,日本語ではなく英語で書かれています。
そこで問題! 
日本の地名「例えば富士山など」はどんな風に書いてあるでしょうか。Fujisan(ふじさん)でしょうか。それともFujiyama(ふじやま)でしょうか。それとも Mt.FUJI(マウント・ふじ)でしょうか。なかなか難しい質問でしょ。アメリカに売っている地図が全部同じだとは思いませんが,ボクの予想が違っていたので,興味を持ちました。答えは,1ヶ月後の珠洲たの通信にのせておきますので,それまでお待ち下さい。
●ブラックライト
次は,1年ぶりに顔を見せてくれた彼とブラックライトです。このブラックライトはスタンド式になっていて,両手が自由に使えます。しかも100V電源が利用できるので,長時間の使用に耐えられます。これは,ボクやMちゃんが持っているブラックライトより高級です。ただ,携帯用も便利なこととがあるので,一長一短かな。このブラックライトは「王様のアイデア」で手に入れたそうなので,みなさんも都会へ行く機会がありましたら,寄ってみて下さい。
あと,実物はありませんでしたが,書くとブラックライトで光るという「蓄光剤塗料」というのがあるらしいです。これを手に入れると秘密の文章を堂々とやりとりすることができます。是非,手に入れて手品で使いたいなあと思います。だれか珠洲市~金沢市の近くで売っているところを知っていたら,教えて下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました