わたしの琴線の在処

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 わたしはこれまでも本を紹介するとき(「今月の本棚」),折に触れ「引用」もしてきました。数年前から活用しているネット本棚「ブクログ」には本文を引用して保存しておけるスペースがあります。この機能はとても便利です(一ヵ所250文字までという制限はありますが,何カ所も登録できます)。
 本を読んでいて,ついつい引用したくなる=付箋を貼ってしまうのは,その文章が自分の心の琴線に触れたからに違いありません。しかし,己のどこの〈線〉に触れたのかは,自分でもすぐに分からないこともあります。そういうときには,同じ文章をもう一度読み返して考えてみます。そして
「あ~,自分が生きてきた中で,似たような経験があったんだな」
「日頃,うまく言えなかったけど,こう表現すればいいのか」
「こんな風に言ってもらうと,これまでの自分の生き方に自信が持てるな」
と思うのです。

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内田樹編『ポストコロナ期を生きるきみたちへ』

2022/01/14 ■内田樹編『ポストコロナ期を生きるきみたちへ』(晶文社,2020,306ぺ,1600円+税)本書は,中学生以上の学生たちに向けて書かれた「今後の社会の見方・考え方」についてのアンソロジー本です。 ...
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斉藤裕子編集『レモン』シリーズ

 ここに紹介する3冊の本は,いずれも一般書店では手に入らない自家製本(うちの研究会ではガリ本と呼ぶ)です。いろいろな著者(講演者?)のオムニバス版となっています。 斉藤裕子編集『レモンのえり巻き』(2001年発行) ただひと...
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城雄二さんの言葉に触れる

 ここでは『現代教育実践文庫№14たのしい科学の授業Ⅱ』(国土社)より,城雄二さんの文章を追いかけてみます。城さんは広島大学の先生で《食べものとウンコ》《洗剤を洗う》《食べもの飲み物なんの色?》など,環境問題関係の授業書を多く作っていまし...
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ナイチンゲール著『看護覚え書』から教師の姿勢を学ぶ

 フロレンス・ナイチンゲール著『看護覚え書』(現代社,2000,299ぺ,1700円)という本。本書は1860年に書かれたもので,その目的をナイチンゲールは以下のように述べています。 この覚え書きは,看護の考え方の法則を述べて看護婦が自...
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伊丹万作「演技指導論草案」を読む

尾形正宏 その1(2011/02/18記)  わたしは,2011年1月20日のブログで以下のように本書のことを紹介しました。 雑誌『教育』(国土社)を読んでいたら,二ヶ月連続で「山田洋次さんと田中孝彦さんの対談」のことが...
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佐高信著『不敵のジャーナリスト 筑紫哲也の流儀と思想』を読む

尾形正宏2015/03/15  著者の佐高信は,歯に衣着せぬ表現者で,権力在る者を滅多切りにするジャーナリストである。一方,筑紫は,どちらかというと,物腰柔らかく,それでも言いたいことは言わしてもらうけんね,というようなタイプ。...
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教育の原点が見えてくる…『ドラゴン桜』の台詞

『下流社会』に刺激されて  ベストセラー三浦展著『下流社会』(集英社新書)を読んでいて紹介されていた『ドラゴン桜』を読んでみたくて,サークルでお願いしたところ,Hさんの弟さん(弟さんは私の同級生です)が持っていらっしゃるとのこと。そ...
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ダレル・ハフ著『統計でウソをつく方』

「グラフ化するときには,よほど注意をしないとウソの情報・極端な情報を伝えてしまうことがある」-ということは,仮説実験授業研究会の仲間でもよく話題になってきました。 そこで,自分なりの方法で「グラフを書き直す」ということは,いろいろな情報を...
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