通信を書いている日が大変前後しているのですが,まあ,これは夏休みに書いていることにしましょう。
今年の夏は,仮説の夏の大会(高知)に引き続き,職員旅行で韓国へ。その後,宝立町の七夕祭があり,続いて大桑層などの見学を中心とした珠洲市理科研究会の研修会で1泊2日。早朝から,盆踊りの舞台を組んで準備をするけれども,雨模様で夕方にはつぶしたり(何という無駄な時間!!)。トライアスロンのボランティアに出たりする中で,ようやく自分の時間を見つけながら,分子模型やロケットを作りました。
変な天気が続いて,9月に入ってからの方が暑いくらいです。
みなさんも夏休み中に色々と出かけたらしいので,また,お話をじっくり聞かせて下さいね。
■7月の参加者(4名)
M.S(珠洲市I小) R.I(七尾市A中) K.H(珠洲市H中) M.O(珠洲市H小)
資料の紹介
1.「韓国ものしりミニ知識」 4ぺ M.O
今年,はじめて海外へ行くことになりました。職員旅行で行くのです。輪島までパスポートを取りに行くのも初めてです。うちのかみさんは「まさかうちで一番最初にパスポートをとるのがとうちゃんだとは思わなかったわ」と言っていました。ことほど左様に,海外旅行を避けていたボクでした。
でも,行くと決まったからは少しは韓国のことを知っていた方がよいでしょう。
そういうわけで韓国の「国土面積」「人口」それに「国旗」や「国民の祝祭日」について予想を立てながら考えてみる問題集を作りました。お隣の国なのに余り知らないなあというのが感想。
で,韓国に行って来たわけですが,今度,どっかへ行く時には,もっともっと詳しく調べていきたいなあと思います。今回はもっとハングルの勉強をしていけばよかったと反省しています。
国のことを調べるのに「国民の祝祭日」を調べると面白いことが分かりそうです。今度,幾つかの国を調べてみたいと思います。何かいい本をご存じの方は,ボクに教えて下さい。
このレポートは、その後の韓国旅行の前に「韓国ミニ知識」(A5版20p)として作り直しました。ここから読めます。
2.「<燃焼>の第2部へ」 6ぺ R.I
《燃焼》が4回目というIさんですが,今まではどうも第1部で止めていたそうです。それは,生徒たちが受け入れてくれていないような気がしたから…。
実際,ボクも途中で授業書を止めたことが1度だけあります(中学での<禁酒法と民主主義>)。その時は続けるかどうかを生徒に聞いて,止めてもいいというのがある程度いたら止めようと思って止めました。しかし,今から考えるとほとんどの子が「やめて」と言ったわけではないのに,不思議な決断をしたものです。教師が子どもたちの反応に対し疑心暗鬼になったりするときに,こういうことがあるのかも知れません。
第2部では,模型を使って考える子も出てきたりして,楽しそうにいっている様子です。科学的な認識は,一筋縄ではいかないし,だからこそ授業書は長いのです。もし,それでもうまくいかないのなら,どこかに原因があるはず。それが授業書ではないでしょうが,でもそんなに落ち込む必要もないでしょう。
それにしても,楽しさ度が8割いかないからといってめげる必要は無いと思うのですが。
3. 「1年数学科指導案」 B4 1ぺ K.H
単元は「文字と式」です。
話の中で「変数としての文字」と「未知数としての文字」との違いと関連が子どもたちは理解していないのではないか,ということが取り上げられました。このことは小学校段階でも両方出てくるのですが,さて,子どもたちにはどのようにとらえさせればいいのでしょうか。
さらに,小学生は文字を使った式の時にも,イコール(等号)の右側のことをすぐに「答え」という風に呼びます。このあたりのこといいかんげんにしておくと,中学でもわからんようになる気がします。
他の先生は,授業後「多様な考えが出ていましたね」「マッチ棒がよかったです」とか言ってほめていたそうですが,文字が子どもや生徒に引っかからないようにするための手だてをこそ,教えてほしいと思います。
その他,野村さんのプラハ便り「ドブリーデンNo.16,17」(紹介:O)や「グラスアーモニカ」を見に行けそうだ(S)といった話題もありました。
8月は,出来るだけ合宿をしたいと思っていますので,連絡が来たらよろしくお願いします。今年は海外へ行く人が多いようで,土産話(本当の土産も)が楽しみです。
珠洲たの通信・写真編(6,7月)
「珠洲たの」サークルにも,赤ちゃんが登場することもあります。お母さんが連れてくるばかりでなく,お父さんも子ども連れでくることもあります。それだけ,子育て真っ最中ってことですね。もちろん,独身貴族もおりましてそれはそれで,けっこう忙しいのですが・・・。
てなわけで,今回のサークルでは,出産後はじめて顔を見せてくれたMちゃんのお子さんも大張りきりでした。
今回は「読み書き・計算・分子模型」ということで,理科を持てなかったのにもかかわらず,「分子模型の弁当箱」まで作ってしまったというお話がダントツの1位です。《もしも原子がみえたなら》のあとで作るといいですよ,この弁当箱。色々な歴史を経て,今,一番綺麗な分子模型のセットです。
世界の国々を考える上で面白い本を2冊紹介しました。
一冊は『たの授』にも紹介されていた『世界の国旗全図鑑』(小学館)です。日本の県の旗や米国やカナダの州の旗,それに旧国旗なども出ています。今までの国旗の本とはちょっとちがう内容で楽しめます。もう1冊は『世界地図の楽しい読み方』(河出書房新社)です。この本は世界の国を楽しく雑学しようという内容ですが,結構おもろい記事があります。1000円ですので購入してみて下さい。
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