珠洲たの通信・2022年7月号

2022年度

ご無沙汰しております。夏休みはどうでしたか? 
じっくり充電できましたか?
今年は,各地で行われたたのしい授業関係の会に参加された方が多かったようですね。おみやげ話が聞きたいです。ぜひ,次回サークルでお願いします。
私こと。夏休み期間中40日間で,NPO関連の行事に参加していたのが16日間(数時間~丸1日)ありました。あとは科学教室が1日。箱根・伊豆の旅が4日間。娘たちは帰省しなかったので,お盆にはゆったりできました。
で,9月に入ってからは,毎日のように生きもの観察会があり,9月2日~11日の間,なんと休んだのが2日間だけという強行軍でした。さすがに,1日中,外にいるのは体に堪えます。でも,なんだか,生きている感じがして,好きでもあります。
畑では里芋がこれまでにない勢いで大きくなっていて,生きもののお世話は嘘つかないなと改めて思っています。

例会の参加者 S.Mi  K.M  S.Ma  N.T  W.T  O.M  H.K

今月の写真

今月の資料

1.「やりきった」 B5 1ぺ    N.T
 今春,初めての異動を体験したNさん。シン職場では「やりきった」1学期だったようです。
心配していたほどの負担感はなく乗り切れました。ただ,異動したばかりで慣れないこともあったので,やりたいことが全てできたわけではないですが,無事に終われそうなのでよしとします。
 これくらいの目標がいいですね。欲張りすぎると碌なことがありませんから。
 Nさんは「やりきれたこと」として,次の5項目を挙げています。
・朝の連続小説…5分の読み聞かせ。「ルドルフとイッパイアッテナ」を読み切りました。みんな最後まで熱心に聞いてくれました。毎日楽しみにしていましたという感想がありました。読み聞かせをするとクラスで一緒なものを楽しむことができ,一体感がありました。
・漢字マッキーノ…毎朝しました。毎日楽しみにしてくれました。
・都道府県マッキーノ…毎回の授業の最初にしました。どれくらいの成果が出るのか最後にテストをしてみたいと思います。
・算数の授業…今年は研究なので,ほぼスタンダード通りに進めました。レディネスや系統プリントなども活用してそれなりにできたと思います。
・宿題…手に負える範囲で出しました。ただ出すだけの宿題にならないように意識しました。

 また「うれしかったこと」として,4年生が作った新聞の話がありました。それには「校内の先生の好きなところ」のアンケート結果が載っていたそうですが,その新聞にはNさんの名前が一番多かったそうです。
若い先生が多い中,来たばかりなのに,子どもたちからここまでの評価をもらえるなんて,楽しい授業の先入観のおかげだなと思いました。子どもたちの期待に応えたいと思いました。
 確実に新天地で個性を発揮している西本さん,夏休みにも仮説関係の予定がたくさん入っていて,充実した時間を過ごしたことと思います。

2.「1学期が終わるぞ!」 B5 4ぺ  S.Mi
 レポートの前書きに「今年からC4thという校務サポートシステムを」などという単語が出てきて,わたし,おちこぼれてしまいます。学校現場は「シン」が多くて大変ですね。
 「少年日記」は面白いです。
 「くそだった」少年は,今ではSさんにべったりくっついてくるそうです。わたしは,先月号の通信で次のように書きました。
Aくんの「0 くそだった」という文字を見て動揺した菅原さん。無理もないですね。でも,これは明らかに「オレをたすけてくれ」「先生ならぼくの方を向いてくれるでしょ」というAくんからのサインですよね。そうじゃないと,わざわざ「0」とは書かない。「1」で充分です。だからこそ,こういうタイミングを大切にして,Aくんと本音を話すきっかけができたのはとってもいいことだと思います。Aくんを教師の力でどうにかしようと思わなくてもいい。寄り添って,たのしい授業をコツコツと与えるだけでいい。
 わたしの予想通りでしたね。「Sさん承認欲求」を満たされて心が安定しているのでしょうね。教師は懐が大きくないといけないなと改めて感じました。
 もう一人の彼も,今後が興味深いです。『たのしい授業・2022年8月号』で高畠さんが書かれていた「あきらめの教育学」の話がとても参考になると思います。諦めて消しゴムを渡してあげる…それによって,今までよりも彼の行動がよくなってくる。
 我先に「せんせい!」と言ってまわりに寄ってくる6年生。いいなあ,先生って。
 「おりぞめうちわ」に挑戦したそうです。きっかけは「Wちゃんがやったのをみて」だって。「負うた子に教えられ」ってやつかな(^^;) おりぞめをうちわの骨に貼るときには「スティックのり」を使うのがいいそうです。
 「たのしい毛筆」の一環として,「お品書き」にも取り組んだそうです。これも,「早く貼って!」とせがまれたとか(上の一番右の写真)。
 創造的な課題になかなか取り組めない子もいるそうですが,そういう子たちも含めて,あまりまとまりを感じないクラス。だからこそ,一人一人が担任にくっついてこようとするのかもしれません。友だち同士認め合う経験がない(それどころか否定的な反応が多い)と,一つにまとまることはありませんからね。
 でも,わたしは安心しています。仮説実験授業を始めとするたのしい授業をやっていけば,必ず友だち同士を認め合うようになる…と。ただ,そのときには,優先順位を間違えないように…教科書単元が遅れることを気にしすぎると,これまでの教員と同じになっちゃいますからね。

尾形さんが私の資料について書かれたことに、妙に納得したので、書いておきます。それは、子どもたちが私に寄ってくることです。まだまだクラスとしての認め合いがないんだと言うの、分かります。まだバラバラというか、まとまりません。慌てずゆっくりと、子どもたちと繋がります。(S.Miさんより)

3.「喃々レポ・2022年7月号」 A5 4ぺ  O.M
 今月は,自然との付き合いで生きているわたしらしい話題しかありませんでした。まあ,無理もないですね。
 今年,うまく育たなかった野菜は,カボチャ,トマト,ほうれん草,枝豆です。特にほうれん草はうまく作れたためしがありません。芽が出ても必ず枯れてくるんです。また,枝豆の方は,去年,お店に売っているのよりも美味しくできたのに,今年はさっぱりダメでした。少しだけ食べてみましたが,美味しくない。鞘はできているのにタネがあまり太らなかったんですよね。野菜作りも仮説・実験。試行錯誤が続きますね。
 また新しい植物との出会いは,毎日のように続いています。先日,生きもの観察会の際に,センニンソウ(仙人草)という植物の花と出会いました。一度,花の名前が頭に入ってしまうと,これまで見えなかったものがしっかり見えてきます。植物の方から「わたし,ここにいますよ」と教えてくれるんですから。
 原佐和子著『10代からのSDGs』(大月書店)という本に出ていた写真の解説のミス(写真は千枚田なのに解説がイフガオになっている)を出版社に伝えたという話の続き。数日経ってから,一応,下記のようなメールが届きました。
○○○○様/この度は小社書籍へのご指摘をいただきありがとうございます。/編集担当へ伝えます。/今後とも小社書籍をご愛読くださいますようお願い申し上げます。
 これで終わりだよ。なんかさびしくない? こういう機械的な反応だけしていると,読者は離れるよ~。

 Kさんからは,元校長先生の近況(先方から電話があり,お話をした)などの話題もありました。これは,その先生ご自身のことというよりも,その方の周りで起きたことを通して今の教育界が抱える問題が見えてくる…というようなお話でした。
 また,お箸の練習グッズ(写真3枚目)の紹介も。これは,単にお豆をつまんでお皿に移すというものではなく,ピーナツ型のパーツを俵積みするようなオモチャです。だから,大人でも結構難しいので夢中になってしまいそうです。

今月の体験

〈吹き矢の科学〉  紹介:O.M,準備:S.Mi
 綿棒とプラスチックのストローを使って作る「吹き矢」を使って簡単な実験をしていくだけで,「力積」という概念が身につくかもしれない…というミニ授業プランを体験してもらいました。
 「力積」というのは,物理学の概念です。中学校では習わないでしょうね。
 力積(I)=力(F)×時間(t)
で表されるベクトル量(方向を持った量)です。定義は簡単でしょ。
 この授業プランについては『たのしい授業』誌上に度々取り上げられてきました。掲載された記録には,授業実践記録だけではなく,離任式などの際に取り上げたことも出てきます。それはどういうことかというと,このプランを簡略化して体験して貰い,そのあとの話に結びつけるということです。そういうプランなのです。
 わたしも退職時の離任式(子どもたちの前での)で,この実験を見せてから,話をしました。皿回しと並んで,たのしい授業学派らしい,いい話ができますよ。

喫茶店で第2部
 今月の喫茶店は,若者たちとわたしが参加。そこでまたまたいろいろと話をしたようです(ほとんど忘れているわたし)。FBを見ると,6時30分頃まで話をしていたようですから,そりゃあ,熱が入っていたのでしょうね。これからも,少しでもお手伝いできることがあればと思います。とにかく,いいものはまずマネること。
 ここ1ヶ月でHPにアップしたのは,「今月の本棚」「研究レポートもまねしてみました」「教科書授業でのちょっとした工夫(算数科の指導案集)」などです。

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