暖かい地方のくらし(沖縄)

社会

第3時 気候を生かした農業(小菊づくり)

【質問1】 電照菊畑の写真から疑問点を出し合う。花の名前や石川県でも栽培できることとは教え,沖縄で作っていることへの疑問を持たせる。
・なんで電球があるのだろうか。
・夜も明るくして育てようとしているのだろう
・成長を早めているのだとおもう

【問題1】どうして沖縄県でキクを作っているのか。グラフを見て気づいたこと考えたこと思ったことを発表する。
・3月に一番多い。
・夏は少ない。
・暑いのがきらいなのか。
・寒いときに作っているのは,他の所で作れないからかも。

【説明】沖縄では,最近,さとうきびに変わって小菊などの花卉類の栽培が盛んになってきました(農業産出額のグラフ,沖縄県HPのデータより自作)。

【質問2】作付面積を見るとサトウキビが圧倒的に多い(前時のグラフ)のに,農業産出額がほとんど同じなのはどうしてか考える。
 これは大変難しい問題でした。ちょっと反省。
 しかし,儲かる率が高いと言うことに気づいた子どももいて,授業は進みました。

【説明】サトウキビと花卉の「農業産出額」のグラフと「10aあたりの農業産出額」のグラフを用意した。
 これらを比較することで,同じ面積を使って栽培したときの「儲け」に10倍ほどのちがいがあることが分かった(沖縄県HPからのデータで自作)。

【指示】
「菊の出荷ピーク・深夜臨時便で対応」という記事を読む。
<資料>
サイト『遊庭で沖縄文化を語る会』 の記事を印刷して紹介しました

【質問3】飛行機の料金は高いのにどうして飛行機で運んでも大丈夫なのだろう?(ここで,気候の違いを利用することの利点に再度気づかせる)。
 ・高く売れるんだ。
 ・他の地方には出来ないことだから。

【指示】沖縄の他の作物の生産こよみを見て,どんな作物を作っているのかを書き出す。
<資料>グラフは内閣府沖縄総合事務局HPより
【指示】今日の学習で分かったことをノートにまとめる。

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