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たのしい道徳

「忘れられないご馳走」

はじめに…  ネットで調べると,この「忘れられないご馳走」というお話は,中学生の道徳『明日への扉3年』(学研)という教科書(副読本かな)に載っているらしい(「埼玉県中学校教育課程指導実践事例(道徳)」2021年より)。現在,この作品がどこか...
科学教室

わくわく科学教室「ちりめんモンスターをさがせ」

冬休みのお正月明け(2023/01/07),珠洲市子どもセンターで,4回目となる「わくわく科学教室」を開催しました。対象は,3年生~6年生としました。 チリメンモンスターは,探すだけでも楽しいのですが,授業プラン〈海の中の小さな生き物〉をや...
わたしの琴線の在処

斉藤裕子編集『レモン』シリーズ

ここに紹介する3冊の本は,いずれも一般書店では手に入らない自家製本(うちの研究会ではガリ本と呼ぶ)です。いろいろな著者(講演者?)のオムニバス版となっています。 斉藤裕子編集『レモンのえり巻き』(2001年発行) ただひとつ,間違いなく言え...
わたしの琴線の在処

城雄二さんの言葉に触れる

ここでは『現代教育実践文庫№14たのしい科学の授業Ⅱ』(国土社)より,城雄二さんの文章を追いかけてみます。城さんは広島大学の先生で《食べものとウンコ》《洗剤を洗う》《食べもの飲み物なんの色?》など,環境問題関係の授業書を多く作っていました。...
仮説実験授業への手引き

板倉聖宣の著作

このページでは,板倉聖宣氏の著作(あるいは編集本)を紹介しています。発行年順に並べてありますが,シリーズものは分類してあります。と言っても板倉氏の著作の全てを紹介してある訳ではありません。わたしの本棚にあるものだけをあげておきます。 なお,...
わたしの琴線の在処

ナイチンゲール著『看護覚え書』から教師の姿勢を学ぶ

フロレンス・ナイチンゲール著『看護覚え書』(現代社,2000,299ぺ,1700円)という本。本書は1860年に書かれたもので,その目的をナイチンゲールは以下のように述べています。 この覚え書きは,看護の考え方の法則を述べて看護婦が自分で看...
わたしの琴線の在処

伊丹万作「演技指導論草案」を読む

尾形正宏 その1(2011/02/18記)  わたしは,2011年1月20日のブログで以下のように本書のことを紹介しました。 雑誌『教育』(国土社)を読んでいたら,二ヶ月連続で「山田洋次さんと田中孝彦さんの対談」のことが取り上げられていまし...
わたしの琴線の在処

佐高信著『不敵のジャーナリスト 筑紫哲也の流儀と思想』を読む

尾形正宏2015/03/15  著者の佐高信は,歯に衣着せぬ表現者で,権力在る者を滅多切りにするジャーナリストである。一方,筑紫は,どちらかというと,物腰柔らかく,それでも言いたいことは言わしてもらうけんね,というようなタイプ。この2人が,...
2014年度

珠洲たの通信・2015年2月号

このころ,わたしの親父が亡くなった(享年95歳)ため,葬式の後始末をしていたと思います。そこで,サークルにも参加できずに,そのままレポートの紹介もできずにいたのです。 今回,資料の整理をしていたら,ちゃんと出てきましたので,めっちゃ遅ればせ...
理科・科学

『おしっこの研究』の読み聞かせ

尾形正宏1990年記 はじめに  僕は,本屋へ行くのが好きです。これは,大学生の頃からです。それまでは,余り本を(マンガも含めて)読まない子でした。音楽が好きで,レコード屋さんへの出入りは良くありましたが・・・。 学生の頃は,科学,哲学,心...
2006年度

珠洲たの通信・2006年10月号

文化の秋も,だいぶん寒くなってきましたね。あと一月ほどで2学期も終わりかと思うとちょっと焦ったりもしています。 このあと2学期中に,県の理科大会と視聴覚大会を見てきます。せっかく出かけるのですから,何か一つでも得るものがあればと思っています...
たのしい道徳

「静寂のマウンド」の授業

NHKの道徳ドキュメントで「静寂のマウンド」という番組をやっていました。本物の野球選手・石井裕也さんのお話です。生まれつきの難聴を克服し,プロ野球選手としても活躍した彼の生き方を知ることで,困難に立ち向かっていく勇気を感じて欲しいと思い授業...