「忘れられないご馳走」

たのしい道徳

はじめに…

 ネットで調べると,この「忘れられないご馳走」というお話は,中学生の道徳『明日への扉3年』(学研)という教科書(副読本かな)に載っているらしい(「埼玉県中学校教育課程指導実践事例(道徳)」2021年より)。現在,この作品がどこかの教科書に載っているのかどうかは,わたしは知らない。分かったら教えて欲しい(その方が,授業で取り上げやすくなるだろう)。なお,先の埼玉県の中学校の指導案や授業記録は,ここから読める。参考になるかな。

「忘れられないご馳走」という作品

 この文章は,1995年~1996年頃,沖縄県立首里高校3年だった金城幸さんが,あるコンテストに応募して入賞した作品です。それが,回り回って授業に取り上げられるようになりました。わたしが,いつ,どんな形でこの作品や指導方法を知ることになったのか,憶えていませんが,高学年の定番授業として行ってきました。
 全文を紹介しているサイト(沖縄県立名護特別支援学校「図書室より」)があったのでリンクを張っておきます。

忘れられないご馳走(全文)

授業の進め方

 先の中学校の実践例とは違い,わたしが行ってきたのは,
物語を小出しにして途中で止め,その先を予想してもらいながら授業を進める
というやり方です。仮説実験授業研究会のメンバー達は,道徳の授業もこういう形で進めることが多いです。
 実はこのやり方は,子どもたちの本音を引き出しやすいのです。もちろん,物語の主人公の次の行動を予想して話し合いをするのですが,その中で「自分ならこうするはず」という話がバンバン出てくるのです。一般的な道徳の授業では授業の後半で「それでは自分のことを振り返ってみましょう」みたいなことを聞いて,子どもたちが本音を言わないで固まる…ことが多いですが,この方法だと大丈夫。すでに本音をぶつけていますからね。
 この文章の場合,とても素敵なタイトルなので,授業の最後にタイトルを考えてもらいます。だから,最初は題名を空欄にして子どもたちに渡します。

 肝心の授業プランは,わたし自身が考えたものではなく,最初はだれかの実践を参考にしましたが,それがいつの誰のものだったのか忘れてしまいました。ですから著作権の関係もあるので,「物語のどこで切って,どんな質問をするのか」は,ここでは書かないことにします。その代わり当時の『学級通信』を紹介しておきます。

後日談

 ネット情報によると,この金城幸さんの文章は創作話だったそうです。ただ,授業をする分には,どちらでもいいことかも知れません。

コメント

  1. わたしも仮説の会で知ったと思います。
    家のHDDを検索してみたら99年5月に授業プリントを作成していました。
    授業にかけたかどうかはさだかではありません。たぶんやったんだろうと思います。
    創作とは初耳です。

    • コメントありがとうございます。今はちゃんとした?教科書にも載っているということにも驚いています。
      創作だったという話の仕入れ先を書いておきますね。
      http://koesan21.cocolog-nifty.com/dream/2020/11/post-d73286.html
      です。ただ,このブログからリンクされている記事は読めませんでした。

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