間違っちゃいけないので,まず書いておきます。
10月の例会は,16日(土)の3時30分からと致します。組合の集会が入ったためです。いつもより遅い始まりですが,他の日がとれませんので,よろしくお願いします。
さて,先日,日教組の平和集会というものに行って来ました。この平和集会に参加するのは2度目です。前回は,埼玉県に行って来ましたが,今回は新潟です。
この平和集会は,分科会や全体会も勉強になるのですが,なんといっても目玉は2日目の「フィールドワーク」です。バスを仕立てて,県内の「平和」に関連する所をまわります。今回は「原発コース」と「新潟水俣病コース」に分かれました。ボクは「原発コース」に参加しました。見学場所は,「柏崎刈羽原発」と「巻町」です。巻町の原発建設予定地へ行く道路を走っていると,能登半島の外浦を走っているような感覚にもなりました。いずれ報告を書かないといけないので,その時はまた読んで下さい(まあ,400字くらいしかありませんが)。
9月の例会は,その前に緊急の会議が一つあり,少し遅れてはじめました。しかも,5時からの喫茶店もいつものところが開いていなくて,国民宿舎のラウンジへ行ったところ元気なおばちゃんが10分に1回ほどカラオケを歌うので,困りました。う~ん,まいったまいった。
■9月の参加者(6名)
M.S(珠洲市I小) M.O(珠洲市H小) T.M(内浦町O中) H.H(珠洲市T小) Y.N(珠洲市Y小) K.H(珠洲市H中)
資料の紹介
1.『今月の本棚シリーズ・8月号』 4p M.O
夏休みも忙しくて大変でした。そのかわりたくさん楽しい想い出ができましたが…。8月にはサークルの例会が無かったので,まずは,8月中に読んだ本の中から紹介しました。
旅行とサイエンスシアターとパソコンと江戸文化ってな感じかな。
●興津要著『江戸川柳女百景』(時事通信社,1994)
●板倉聖宣責任編『電気となかよくなろう・後編 電流を上手に使う法』(板倉研究室,1998)
●柏木博著『日用品の文化誌』(岩波新書,1999)
●石井明著『落語を楽しもう』(岩波ジュニア新書,1999)
●野口悠紀雄著『「超」整理法3』(中公新書,1999)
●藤本義一・杉浦日向子著『いろはカルタに潜む 江戸のこころ・上方の知恵』(小学館,1998)
●大鐘雅勝著『中学英語で「英会話」を1週間で攻略する本』(PHP,1999)
●マルク・シャガール著『シャガール 我が回想』(朝日選書270,1985)
●山本正次講演集『夢と目覚め 或いは賭け』(大阪たのしい授業研究会,1999)
●犬塚清和編『学級崩壊を考える』(ガリ本図書館,1999)
●大竹三郎著『エレキテルびっくり記』(大日本図書,1982)
2.『オーストラリアへ行って来ました!』 2ぺ T.M
この夏,妹さんと一緒にオーストラリアへ行って来たMさん。その報告です。
Mさんの目的は,「ストロマトライト」の実物を2つのお目眼で見て来ること。観光名所の東海岸ではなく,西海岸のパースというところに宿を取り,なんと車で片道850㎞の道のりを行ったそうです。それで,ストロマトライトを見れたのはたったの15分。それでもすごく満足したと言っていました。
お土産には,カンガルー(の飛び出し注意)のシールと漢字が書かれているオーストラリアの切手でした(絵はがきもね)。なかなか貴重な品です。
ストロマトライト:生物起源のラミナ(葉理)にとむ堆積構造のことで,1908年に E. カルコフスキが名づけたストロマトリス stromatolith が語源。外観は平坦ないし波型マット状(アルガルマット algal mat),ドーム状,ノジュール状,球状,柱状といろいろだが,特徴となるラミナ構造は,厚さ0.6~1.0mmの層が重なりあってつくる。全体の厚さや直径は1cm程度のものから1mをこすものまであり変化にとむ。(中略)ストロマトライトは先カンブリア時代初期から現世まで約35億年間のどの地質時代からも産出するが,化石記録でみるかぎり繁栄時期は4億7000万~16億5000万年前の間である。(中略)一般に亜潮間帯から潮上帯という極浅海にみられるが,ことに現世のものは,ストロマトライトをつくる藻類をたべ,構造をこわす植食性の穿孔動物,潜穴動物の生息に不適な環境(例えば高塩度の湾,潟,湖)に限り,成長保存されている。(後略)。
「平凡社の世界大百科事典」より抜粋
3.学級通信『CHALLENGE』 4ぺ K.H
№13は「平和教育の日・8月6日」に配布したもので,中沢啓治氏の本からの引用と峠三吉の詩の紹介がしてあります。また,№15は「人権について考える」と題して,3人の生徒さん(これで全員です)の作文が紹介されています。
中学校でちゃんと道徳の授業(というか学活の授業)をしているってだけで,わたしゃあ感心してしまいます。
4.『スイスで見た日食』 2ぺ M.O
今年の夏,チェコとスイスに行って来たOが,デジタルビデオカメラで撮った日食の映像をパソコンで打ち出したものと,「エコラボ」というセンサーで気温と光度の変化を測定し,それをグラフ化したものを持ってきました。サークルの時は,口頭での発表だけでしたが,支部教研用に少しまとめたので,今度持ってきます。
スイスのお土産は,あの赤十字の元になったスイスの国旗とコイン(これは忘れてきたので次回のお楽しみ)です。
5.お話『イギリスでのホームステイ』 M.S
この夏,イギリスへ行っていたSさん。そのお話です。
今回は単なる旅行ではなく,ちゃんとした英語の勉強の為の渡英です。文化の違いや英語の勉強の大切さなど,楽しい話をしてくれました。Sさんも,8月11日,日食を見ています。スイスとは欠け方が違うというのが,おもしろかったです。
6.『王様のアイディア』から 紹介・販売 Y.N
名古屋の「王様のアイディア」で仕入れてきた,おもろいおもちゃ(文房具)の紹介と販売をしてくれました。ボクはマニュキュアを塗った孫の手(音もでる)と消えるマーカー・マービーマップマーカーを買いました。
特に消えるマーカーの方は,インクがアルカリ性で,紙は(酸性紙は勿論のこと)中性紙といわれるものでも弱酸性らしく,3日から7日間(まれには2週間)ほどたつと消えるそうです。これは,酸性・アルカリ性の授業でも使うことができそうです。
このほか,板倉論文『講座:力学の歴史物語(4)衝突の法則とフーコー振り子』(紹介:O)がありました。
珠洲たの通信・写真編
わたしたちの住んでいる地方では,この9月の時期になると盛大に秋祭りを行います。親戚や友人を家に招いてご馳走をし,年に一度の大盤振る舞いをする家もたくさんあります。出費もバカになりませんが,お互い様なのですから,仕方ありません。それでおつきあいの広い人たちは,この時期,毎日のように輪島塗の御膳の前に座り,日本海で獲れたお刺身と山菜と地酒を浴びることになります。肝臓が強くないとやっていけません。
さて,その秋祭りの合間をぬって開かれた「珠洲たの」の例会ですが,8月はお休みだったこともあり,夏休み中のお話でたくさんたくさん盛り上がりました。
上の写真は,名古屋の「王様のアイディア」で買ってきた「孫の手」です。この孫の手は,指先にマニキュアが塗ってあって,なんかへんな気分なのですが,さらに面白いことには,黄色い筒の部分に音の鳴るものが入っていて,ひっくり返すと「モ~」なんて音がするのです。山の方の観光地に行けば,お土産売場に「缶詰のようなものをひっくり返すと牛の声がする」っての,みたことありませんか? それを孫の手に応用したわけです。
●スイスのお土産
今年,チェコとスイスへ行って来たのですが,あまり珍しいお土産はありませんでした。景色を見に行ったので,仕方ないかなあ。チューリヒにも行ったのですが,土曜日の午後だったために,ほとんどのお店が閉まっていて残念でした。それで,グリンデルワルドの売店で買った「スイスの旗」をおみやげに買ってきました。「永世中立国の旗」ですので,なにか授業にでも使って下さい。シャガールの絵はがきも買ってきました。写真には出てませんがね。写真には,チェコスロバキアの古切手も映っています。
●オーストラリアのお土産
妹さんとオーストラリアに行って来たMさんのお土産は,漢字が書かれている「ウサギ年の切手シート」と「カンガルーとコアラ」のシールです。この切手には「クリスマスアイランド オーストラリア」と書かれてありました。
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