珠洲たの通信・1999年5月号

1999年度

 みなさん,いかがお過ごしですか?
 通信のタイトルの文字を変えました(ホームページ上では変わりません)。先月までビットマップ形式(いわゆるペイントで作るのと同じ形式)で作っていたためにサイズが無茶苦茶でかくなってしまい,フロッピーがすぐにいっぱいになりました(1つの通信が300キロバイト近くあった。フロッピーに5ヶ月分しか入らない)。今回は,一太郎の画面上で作ったので,全体のファイルが5分の1ぐらいになりました。
 さて,梅雨に入ってからと言うもの,全然雨が降らなくて,笑ってしまいます。いつだったか「梅雨入り宣言を止める」という話を聞いたことがありましたが,あれはいったいどうなったのしょうか。
 話は変わりますが,今年度は,相撲の担当になったのでこの季節の日曜日は大会続きです。ボクは相撲の試合を見るのは嫌いな方ではないので,それなりにじっくり観戦できて面白いです。うちの監督も勝利至上主義ではなく,「一人一人の子どもにあわせた練習と目標」をたてて見てくれているので,とても頼もしくて,こちらも勉強になることがいっぱいあります。
 さて,5月のサークルはボクが4時頃までひとりぼっち。その後,Sさんがもう一つの会を終えてすぐに駆けつけてくれました。みなさんも忙しいので無理はしなくてもいいです。まあ,誰かが来てくれる間は,サークルを続けていますので,5時まではあきらめずに来て下さいね。少なくともボクはいますから。

■5月の参加者(2名)
M.S(珠洲市I小)  M.O(珠洲市H小) 

資料の紹介

1.『今月の本棚シリーズ・5月号』    3p  M.O
 今月は以下の5冊を紹介しました。どの本も「読んで得をした」ものばかりです。今月のイチオシは『寄生虫物語』かな。この本を読んでいると,寄生虫も友達に思えてくるから不思議です。
●宮本政於著『お役所のご法度』(講談社,1995)
●亀谷了著『寄生虫館物語』(ネスコ/文芸春秋,1994)
●竹内敬二著『地球温暖化の政治学』(朝日選書,1998)
●斎藤喜博著『教師の仕事と技術』(国土社,1990)
●金森俊朗・村井淳志著『性の授業 死の授業』(教育資料出版会,1996)
 このほか,新居さんの『正常化通信』の特集号の話もしました。

2.学級通信『続・気球』№7   6p   M.O
 仮説実験授業の授業書《燃焼》の第1部を終えての感想集です。この授業書を授業するのは3度目。以前6年生にやって,その後中1に,そして今回は6年生にとなりました。この通信を書いている今は,もう,最後までいっています。5年生の時に《もしも原子が見えたなら》をやっているので,何人かの子どもたちはすぐに「原子・分子」で考えてくれました。「鉄が燃えた後に出来る物質の予想図」なども,もう粒の考え方がしっかり身に着いています。
 ただ《いろいろな気体》はやってなかったので,水素などの話の時には,思ったより時間がかかりました。でもこれも楽しみの一つですがね(最後の感想は,6月のサークルで紹介します)。第1部の感想を一人紹介します。
かたかったり,ひかったりしているのは,ぜったいにもえないと思っていたけど,うすくしたり,ほそくしたりすると燃えるんだなあと思えるようになって,前まで思っていたいけんとはぎゃくのいけんになってしまったのが,自分でもびっくりしているぐらいだ。(かおり)

3.『講座:力学の歴史物語(1)ガリレオとピサの斜塔』   7p  紹介  M.O
 科教協の月刊誌『理科教室』の5月号から,板倉さんの科学史の連載が始まりました。これは,その1回目の記事です。「ピサの斜塔からおもりを落として落下運動の発見をしたことになっているガリレオだが,これは本当のことか」という話題から,実験観そのものについて考えさせる文章です。
これまで流布してきたピサの斜塔の実験の物語は「真理を見つけたかったら,実験さえすればいい」という間違った考えを流布するものとして,捨て去らなければならないと思います。(『理科教室№530』100ぺ)
と板倉さん。

 このほか,便利なコンパスと光る指示棒(紹介:S)がありました。まさにゲテモノ好きなのでありました。まあ,ボクもすぐにこの二つは手に入れましたがね。なかなかいいですよ。詳しくは,ホームページの写真版(下記)を見てね。
 サークル後に手に入れたものに「平成の伊能忠敬(ゲーム万歩計)」(4000円)というものがあります。これは歩いた距離が10万㎞まで積算できるという代物です。6月の例会には実物を持っていきます。

珠洲たの通信・写真編

 まあ,とくに変わったとこともないけど,やっぱりサークルに来ると,面白いことや刺激的なことはありますよね。今回は,ものの紹介で言うと,次の3つです。
●サークル定規
円を書くための定規。コンパスはもう面倒くさい。1ミリ感覚で円を描くことが出来ます。生協のチラシに出ていたのですが,誰かが買うまで,その便利さは分かりませんでした。サークルの後,すぐに注文しました。
先っぽが点灯する指示棒
伸ばすと先っぽのライト(赤)が点灯する指示棒です。先がボールポペンになっているやつなどは今までもありましたが,赤い小さな電気がともるとは憎い演出です。OHP用として使用してもいいし,黒板で説明するときにも注目度がましそうです。これもすぐに注文しました。
Magic Wreath
半円形の針金を組み合わせているだけなのですが,色々な形を作ることが出来ます。ボクの2年生の娘に見せたら大喜びでした。どんな形が出来るか,一生懸命新しい形を求めて挑戦していました。このおもちゃは,Mさんが柳田村の「満天星」というプラネタリウム館の売店で見つけて買ってきてものだそうです。説明書が英語で書かれてあるので,英語に堪能なMさんに訳してもらいました。

MAGIC WREATH
 「不思議な輪っか」
Let your hands explore the exquisits shapes
 あなたの手で、この古来からのおもちゃの動きが生み出す
created by the movements of this ancient toy.
 精巧で見事な形をさがしだしてください。
MAGIC WREATH can be worn as a bracelet,
 「不思議な輪っか」は、ブレスレットのように身につけるたり
placed on the desktop as an intriguing
 また、興味のわく会話の一部となったり、
conversation piece,or used as the object of quiet meditation for a child or adult.
 大人も子供もじっくりと熟考する対象として使うことができます。
Also available as an attractive pendant.
 また、魅力のあるつり飾りとしても利用できます。
Small parts, Not for children under 3 years.
 小さな部品ですから0~3までのお子さまは使用しないでください。

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