慌ただしかった4月。待ちに待ったゴールデンウィークでした。しかし,この連休もあっという間に過ぎてしまいました。5月も,また何かと忙しくなりそうです。でも,しっかりと授業のことを考える時間は持ちたいと思います。
連休のすごし方を紹介します。2日は一日中野球の応援,3日が能登島水族館へ行って遊んで唯一のサービス日。4日は,学校へ行ってエサをやってきたこと以外は,ただ何となく本を読んで過ごしました。
今日(5月5日)は,学校へ行って熱帯魚などの生き物にエサをやり,新しく買ってきた水槽を理科室にセットして,学校の玄関の水槽の水換えをしてたら午前中は終わりました。午後は,家で廃油を使って石鹸作り(約1時間)をして,池の濾過器を洗って,今,こうしてサークル通信を書いています。廃油を使った石鹸作りをはじめてもう10年近くになるでしょうか。年に2~3回ほどですが,毎年作っています。台所の石鹸はほとんどこれです。油汚れもよく落ちますよ。
4月は最初,ボク一人でボ~としてたのですが,3時半頃から人が集まってきてくれました。
■4月の参加者(6名)
M.S(珠洲市I小) K.H(珠洲市H中) M.K(珠洲市S小) T.M(内浦町O中) M.O(珠洲市H小) H.H(珠洲市T小)
資料の紹介
1.『最後の授業~勝手な語り?~』 4ぺ M.S
今まで「最初の授業」はいろいろと考え,工夫をしたことがあったけど「最後の授業」を考えたことはあまりなかったというSさん。昨年度は,仮説実験授業が思いっきりできなかったこともあり,「最後の授業」を一工夫してみたという報告でした。
内容は,一つの話題というのではなく,今まで子どもたちに提出していなかった楽しい話題を幾つか示しながら教師が語る-という授業です。
流れを示しておきます。
人間を言います/己の欲せざる所人に施すことなかれ/いろいろな世界地図(実物)/読み聞かせ『あらしの夜に』『ある晴れた日に』/教師の語り
2.『中庸・・ほどほどな私』 2ぺ M.S
2月27日付の産経新聞「産経抄」を引用して「中庸」についての思いを書いています。
何事にもあまりあつくならず,かといって無視もせず・・という自分の性格は,まさに「中庸」-とSさん。でもねえ,読み返して改めて思ったんだけど,本当にSさんは中庸ですかねえ? 他人さまから見ると,何にでも中庸以上のことをしているようには見えないでしょうか。それでも,ストレスをためない程度に「ほどほど」で生きているってことでしょうが・・・。
「のめり込んで一途になる方が,ストレスもたまらないのだ」という反論を書いて下さる方はいませんか?
3.学級通信『CHALLENGE』№1~№4 8ぺ K.H
新しい学校で中学1年生の担任になったHさんの学級通信です。なんともう4号も発行しているので,みなさんびっくり。1年生は3人だそうで,学校でもじっくり通信を書いている時間があるとか・・・うらやましいですね。
今後も,いろいろな話題を通信で取り上げて,また,教えて下さい。
№2に「教科の先生から一言」というコーナーがあって,これはまねできると思いました。
4.『今月の本棚シリーズ・4月号』 6ぺ M.O
今月は以下の3冊を紹介しました。「珠洲たの」のホームページに『今月の本棚』(ボクの趣味のページ「遊びをせんとや生まれん」の中[2022年より「おがちゃんの本棚])のページを設けましたので,興味のある方はそちらをご覧下さい。
●大林・高木・西尾著『原発と地球環境』(原子力資料情報室,1999)
●串間努・町田忍共著『ザ・ジュース大図鑑』(扶桑社,1997)
●立花隆とゼミ生著『20歳(ハタチ)の頃』(新潮社,1998)
最後の本は,600ページもある分厚い本ですが,たくさんの著名な人の20代が聞けて面白いですよ。
5.学級通信『続・気球』№2 2ぺ M.O
持ち上がりの6年生なのでマンネリ化しないようにと思っているのですが,楽しい授業のネタはたくさんありますので,苦労はしないようです。
今回は,昨年やらなかった「アクロスティックで自己紹介」をやってみました。どの子ものっちゃって,楽しんでくれました。その作品の一部を紹介したものです。
6.『5年学級通信』№1~№2 4ぺ H.H
№2は国語で取り上げた「から」という詩の授業記録です。
通信の最後に,「子どもたちには一つでも多く文章を読む物差しを身につけてもらいたいと思っています。それと同時に本もたくさん読んでもらいたいと思います」と,Hさんの思いが語られています。
7.学級通信『今から,ここから(仮題)』№1 1ぺ T.M
中学1年生の担任になったMさんの学級通信第1号。「わたしの3つのお願い」として,「自分のイイ所をみつけてほしい」「お互いのイイ所をみつけてほしい」「楽しく過ごしてほしい」と言っています。
このほかにドブリーデン(紹介:O)や「もしも原子が見えたなら」の劇に使った小道具(S),そして変なおもちゃ(M)がありました。
珠洲たの通信・写真編
●ボク
久しぶりに登場の「ボク」です。片言をはなせるようになりました。
●『ザ・ジュース図鑑』
サークルには様々な話題が出ますが,その中の一こま,本の紹介です。左の写真は『ザ・ジュース大図鑑』という本です。昔なつかしいラベルのファンタやコーラ,ジュースなどの写真でいっぱいです。このほかにも,何冊かの本についての話題が出ました。
●学習劇「もしもゲンシが見えたなら」用 大型分子模型
また,右の写真は,Sさんが「もしも原子が見えたなら」の劇を学習発表会で行ったときのグッズです。首から下げているのは,ご存知<水の分子>です。これくらい大きいと,会場から見ているお客さんにもよく分かります。サークルでは,時間が無くてじっくり話を聞くことは出来ませんでしたが,次の機会に出来れば台本も見せてくれればいいなあと思います。Sさんが言うには,「子どもたちは,最初,水の分子の踊りなど,恥ずかしいと言っていたけれども,やってるうちに乗ってきた」とのことです。発表会に見に来ていた親たちからも「難しいことを楽しそうにわかりやすくやっていて感心した」と好評だったようです。いちばん心配していた「低学年の子たちが最後まで騒がずに見てくれるだろうか。低学年の子らには難しすぎるのではないだろうか」という心配も,杞憂だったようで,全校の子どもたちが最後までしっかり見てくれたようです。
コメント