珠洲たの通信・2006年7月号

2006年度

 遅くなりました。7月のサークル通信を書いていなかったので,資料を探してみました。誰が参加していたのかさえはっきりしないのですが,たぶん,こんな感じだったのではないかと…。訂正があったら,メールで教えてね。

■7月の例会の参加者
M.S(NYSB)  K.H(S市O中)  M.O(S市S小)  M.T(N町M小)

今月の写真

資料の紹介

1.「げんきいっぱい その4」 B5  2ぺ  M.S
 Sさんは,障害も個性も違う二人がいっしょに学習する(生活する)ことの大変さをしっかり感じているようです。二人の間に立って「半袖を着れない」というSさん。
 サークルで,このような障害を持った子の話を聞くたびに,そうじゃない子たちのことも改めて考えてしまいます。
 私のまわりにいるキレル子たちも,マサキくんよりちょっと大きなコップを持っているだけではないだろうか。この子たちも,今すぐにもあふれんばかりの水をたたえているのではないだろうか…そんなことを考えてしまいます。
 私たちは,「コップの容量を大きくすること」と「時々コップの水をすくい取ること」を少しずつ身につけてあげなければならないのではないかと思います。

2.「算数の時間~いろいろ~」 B5  2ぺ  M,S
 先月までの「○と○で○」というのから,「○+○=○」という足し算の形にすんなりと移ってくれたそうです。ちょっとびっくり。「この記号なに?」なんて言わないんですね。それはそれで約束ごととして受け入れてくれるってことですね。これで5までの数はOK。
 時計の指導の方は,「ご丁寧にも色のついている時計」は使わないことにしたそうです。それは,「○時」といっている彼らが,色を見て言っているのか文字や針を見て言っているのか判断できないからだそうです。学校の時計をデジカメで撮り,ペイントソフトで編集して,フラッシュカードを作ったそうです。なかなかいい品でした。私も欲しい。

3.『ブログ的気楽レポ・7月号』 B5  6ぺ  M.O
 1学期の反省をしてみました。各教科ごとにふり返ると,なかなか充実した日々だったなと思います。
 久しぶりの担任で,朝の会の過ごし方から,朝の連続小説漢字マッキーノ毎時間算数ドリルなど,基本的なリズムと基礎的な学習に加えて,仮説実験授業を中心とする楽しい授業を配置していく,そのバランスが素晴らしい。と自画自賛。子どもたちはまだまだ落ちついてきているとは言えませんが,それでも4月当初と比べれば,しっとりとして高学年になりつつあります。
 紹介した本は以下の通り。
○小笠毅・林由紀編著『数楽力への挑戦』(新評社,2004,205ペ,1800円)
○ひろなかたけし著『宇宙船にのらなかったビーグル犬』(新風社,2005,59ペ,1100円)
○柴田佳秀著『わたしのカラス研究』(さ・え・ら書房,2006,79ぺ,1400円)
 最後の本は,中央図書館から借りたもの。最近,2週間に一度は図書館に立ち寄っています。総合的な学習に関係するものを借りに行くのが目的なのだけれども,いろいろ職員のみなさんと話をするのも,また,楽しからずや。

4.『珠洲の珪藻土埋蔵量はー一応の決着』 B5  12ぺ  M.O
 6月に持ってきた「珠洲の珪藻土・第3弾」をさらに一般向けに書き直したものです。市の理科研究会に配布しました。こうして,10ヶ月間に及ぶ私の研究は一応の決着を見ました。それにしても原典に戻って調べるのって本当にたいへんだなあ。今回も戻れたようで戻れなかったようで…。
 新たな疑問もあるのだが,それはたくさんあるアンテナの一つとして張っておくことにしましょう。

 その他にも,「黒い線の上を文句も言わず走る電車」(S),たのしい道徳プラン「指揮者のミス」用のDVD「春の祭典」(紹介:M)もありました…と思っているのですが,Sさんは「電車を持っていったのは,前の月だ」っていってます。私の記憶が怪しいのだ!!

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