おお~,この1ヶ月,大変忙しい日々だった。自分から好んで受け持った担任だったのに,さすがに3年のブランクは大きい。
毎日やることが多くて…ま,段取りが悪いだけなんだけど,スムーズに事が運ばないのだ。昨年通りの仕事(教務の仕事)もあるし,結局,ここ数年よりいろいろとやることが増えたような気がする。というか,やりたいことが増えたから,これは半分以上自分のせいなのだけれどもね。でも担任ってあと何年出来るかわかんねえから,ついつい欲張ってしまうんだよなあ。こんなことになるとは,年取った証拠だな。
今は,やっと5月の連休を終え,一息ついたところ。夜,「少しくらい本を読もうかなあ」という気にもなってきました。でも,今のところは,「明日の学級通信」優先の生活をしています。4月の例会で紹介した「ブログで学級通信」も一応毎日続いていますし,漢字マッキーノや毎日計算ドリルもしっかりやっています。そうそう「朝の連続小説」も10分間しっかりやっています。
■4月の例会の参加者
M.S(NYSB) K.H(S市O中) K.Y(NYSB) M.O(S市S小)
資料の紹介
1.『ブログ的気楽レポ・2006年4月号』 B5 12ぺ M.O
新しい年度,新しい出会い。久しぶりの担任で,意気ようようと教室に行ったけど…というお話から始まる「握手を拒否されたが…」をはじめ,出会いの授業「ブタンリレー」での子ども達の一コマ(これも問題行動),「ブログ版・学級通信」をはじめたことなどについて,まとめてきました。
また,「4月の最初にやっていること」では,朝のスタートのマニュアルや,国語(漢字ドリルの進め方,漢字マッキーノ),算数,理科,総合などの教科でどんなことをやっているのかを書いてみました。
4月当初は,月刊『たのしい授業』の記事をテーマ別に集めた本を,何度も何度も読み返しました。以前読んでいたはずなのに,そこにはたくさんの発見がありました。特に山本正次さんの文章には,深く感動しました(5月に報告しますね)。
「今月の本棚」では以下の本を紹介しました。
○速水敏彦著『他人を見下す若者たち』(講談社現代新書,2006,214ぺ)
○犬塚清和編集『仮説実験授業の勝利宣言』(ガリ本図書館,2005,131ぺ,?円)
○西川浩司・犬塚清和共著『仮説実験授業のある人生』(ガリ本図書館,2005)
○岩淵悦太郎著『語源散策』(毎日新聞社,1975,243ぺ,980円)
○三田紀房著『ドラゴン桜①~⑫』(講談社,2004~06,530円/冊)
このうち,犬塚・西川の2冊のガリ本が,心に深く響いてきます。本当の教育原理をじっくり学ぶことが出来ました。
今年は,ここにあげないけど,今までのガリ本やたの授本を何度も読み返すことだと思います。わたしの教育原理を作ってくれたのは,仮説実験授業関係の本ですからね。
2.『いま話題の「ドラゴン桜」を読む』 B5 7ペ M.O
「今月の本棚」でも紹介した『ドラゴン桜』のマンガから,私の気に入った部分を抜き出してみました。
漫画を余り読まないわたしも,『下流社会』という新書に紹介されていた『ドラゴン桜』のことが大変気になって,Hさんから借りて読んでみることにしました。するとあるある…読み捨てていてはもったいないような言葉がいっぱいです。それを抜き出していると7ページにもなってしまいました。
単に抜き書きしただけではもったいないので,今,この文章の仕方を考えています。
学級通信に載せたり,校内研究通信に載せたり出来ないかとやっているところです。
実は,自分でも『ドラゴン桜』を買ってしまいました。言葉を紹介するとき人,やっぱり<絵>もあった方がインパクトがあると思ったからです。これらの話題については5月の例会で報告します。
3.『1年生学級通信』 B5 2ぺ K.H
なんとなんと,4月5日付の学級通信。
これは新入生(中学校1年生)向けに書かれたものです。タイトルも「いま,ここから…」なんて感じで,「小学校から同じメンバーだけど,新しい気持ちでがんばろうね」という担任の気持ちがよく表れています。自己紹介までしてあります。
なのに,なのに…。
この学級通信は発行されていないのです。それはなぜか…。
実は,Hさんは1年生を担任できるだろうと思って先にこの通信を書いていたのですが,結果は級外になり,この学級通信を出しそびれてしまったのです。
だから,この通信は『幻の学級通信』というわけです。「保護者のみなさんへ」という文章まで用意していたのに…。是非,数学通信などに変更して,子ども達へのお披露めをして欲しいものです。
ついでにいうと,「自己紹介クイズ」のプリントまで作ってありました。これも,初めての授業で使えますよね。
4.『「げんき いっぱい」その1』 B5 3ペ M.S
今年度の担任は,昨年度からいっしょにいる5年生のマサキ君と3年生のキョウヘイ君の複式の担任になったそうです。性格が正反対の二人と担任。これからどんな生活が待っているのでしょうか?
学級通信のタイトルは「げんき いっぱい」にしたそうです。プライベートな内容が多いので,サークルでの紹介も注意が必要だとか。
レポートの最後に「いつもに満足しないようにと思っています」とわざわざ書くほど,マンネリ化に注意しているSさんでした。
5.『楽しかった授業書検討会』 B5 4ぺ M.S
年度末の3月25日~26日にかけて「たのしい授業フェスティバル2006」に参加してきたSさんが参加記録を書いてきてくれました。
授業書《円と角度》の授業書検討会に出たこと,授業書《結晶》の体験講座に出たこと,お部屋ナイターや売り場でのことなど,コンパクトな長さですが,そこで学んだことがしっかり伝わるレポートでした。
授業書検討会では,言葉の一つ一つの論議などにも学ぶモノがあったようだし,授業書体験では,百均への買い物にもつながったとか。
お部屋ナイターで,「仮説実験授業がやれなくったって,自分の生き方で≪仮説≫をやっているから別に気にならない」と同室の人に言われて,「…」となった様子。Sさん同様,わたしもまだまだそこまでは行きません。というか,やはり仮説実験授業をやるというのは,自分の生き方を仮説実験授業的にするというのとは別のことのように思います。「どっちに転んでもシメタ」という発想で言っているだけじゃないかな? 子ども達に教えてこその<授業><教育>だと思うのですが…。
新居さんも元気そうだったということで何よりでござりまする。
6.学級通信『つむぎMAX』 B5 2ぺ M.O
今年の学級通信は,「つむぎMAX」というタイトルです。4月5日から,15日までの7号を持ってきました。内容は以下の通り。
第1号…進級おめでとうございます。自己紹介クイズ
第2号…1度目,そして2度目(入学式の日の子どもの様子)
第3号…私たちに出来ること…(入学式の校長先生の話を聞いて)
第4号…担任からの願い-こんな5年生になってください
第5号…アクロスティックで自己紹介(国語)
第6号…こんな5年生になってください(その2)
第7号…4月中にそろえていただきたいもの
5月からは,授業の感想や授業記録,あるいはわたしの学級経営上のことなどについて書いてあるものを持ってくることにします。また,いろいろと感想を聞かせてくださいね。
他に「おはなしめいろ」「タネと発芽CD-ROM」「道徳・学活・HRで使える授業プラン集」の紹介(O),「もしも原子が見えたならの絵はがき」(右の写真)の紹介(S)がありました。この絵はがきは,フェスティバルで手に入れたそうですが,なかなかかわいいです。黒板バージョンと青空バージョンがあります。一枚40円なので,モルQ大会の賞品にいいなあと思いました。
販売は仮説社からどうぞ。10枚単位です。
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