珠洲たの通信・2002年2月号

2001年度

 2月のサークルが第1土曜日だったので,ずいぶんと時間が空いたように思います。Mさんのご家庭に御不幸があったりして,なかなか大変でした。でも,お通夜のときのお坊さんの「残された家族がヨリ明るく元気で生きていくことこそ大切なのです」ということばに,その通りだなあと思った次第です。生きているというより,やっぱり生かされているのだなとも思います。だからこそ,本当に自分のやりたいことをやっていきたい。ただ,ある程度周りに制約されるのも仕方のないことでもあります。そのあたりは,うまくつきあって,それでもなお自分のペースを崩すことなく前に進んでいきたいと思います。今年のサークルの活動も元気で進めていきたいですね。

2月の参加者(4名)
M.S(珠洲市I小)  M.O(珠洲市H小)  K.H(珠洲市O中)  Y.N(珠洲市W小)

資料の紹介

1.『今月の本棚2002年2月号』  4ぺ  M.O
 今月は,先月とあまり時間がなかったので,次の3冊をご紹介。
●木村裕一著『きりのなかで』(講談社,1999,48ぺ,1000円)
●西本鶏介著『宮澤賢治』(ポプラ社,1998,176ぺ,880円)
●筑波常治著『大蔵永常』(国土社,1969,222ぺ,500円【昔の値段】)
 この中で,『大蔵永常』はおもしろかったです。是非,ボクの感想を読んでみてください。

2.学級通信『航海』№33~№34   4ぺ   M.S
 先月の毎日発行が続いている様です。さすがです。
 実はボクもまねして,毎日,子どもたちの自筆を取り入れながら通信を出してみています。なかなか刺激的でおもしろいです。ひさしぶりに学級通信にはまっています。Sさん,ありがとう。それと,通信に載せた詩を,簡単に共同利用する方法を取ってくれれば,みんなの財産になるのですが…。ただ,著作権があるものは公海上ネットには載せられませんけど…。

3.『単位の話「gにこだわるぞ~」(未完)』  8ぺ   M.O
 ひょんな事から調べ始めた「g(グラム)」の語源などについての中間発表です。メールのやりとりでいくつかの事実を書きましたが,その後で分かったことや読んだ本から,重さの単位についての話題をまとめてみました。
 今回再確認したことは…。
 ① やはり研究友だちがいるということは,調べる気になるということ
 ② インターネットの便利さが,改めて分かった
 自分でも疑問に思っていたにもかかわらず今まで進んで調べようともしなかったのに,「自分と同じ事に引っかかっている人がいる」と分かったとたんに調べる気になるのですから,われながら好奇心っておもしろいです。また,インターネットで調べるといろいろと情報が入ってくるし,欲しい本もネットから注文して5日後には我が家の本棚に並ぶのですから…すごい時代です。

4.ものづくり「ぱたりんちょう」改良版      紹介  M.S
 冬の大会で仕入れてきた「ぱたりんちょう」改良版をいっしょに作りました。とても簡単に出来て,しかもチョウチョらしい動きをします。セットの中身がしっかりしていて,ほとんど組み立てるだけというのがありがたいですね。
 どんな動きをするのかは,HPの「TANO Video」に5秒間の動画を掲載しておくので見てみてください(削除してあります)。

5.DVD「パワーズ・オブ・テン」       紹介  M.O
 小松サークルのF君からのメールにあった「パワーズ・オブ・テン」という映画のDVDを手に入れましたので,紹介しました。サークルでは実際に映像も見てもらいました(残念ながらDVDを再生できるパソコンを持っていないのでテレビデオにDVDのポータブルをつないで見るしかなかった(^^ゞ)。
 内容は,10の○○乗の世界を見ていくというものです。
 最初は1m×1mの世界ですが,それを10m×10m,100m×100mというふうにどんどん離れていって,地球を飛び出し,太陽系を飛び出し,ついには銀河系を飛び出し…というふうに世界が広がっていきます。そのあとは,逆に,10のマイナス1乗,マイナス2乗というように,小さな世界へ入っていき,最後は分子,さらにはその中へと入っていきます。
 10分足らずの映像ですが,大きさの違いというか程度の問題というか,ま,そういう世界が一度に見渡せて,なかなか感動的な映画です。
 DVDのタイトルは「EAMES FILMS:チャールズ&レイ・イームズの映像世界” チャールズ&レイ・イームズ」というものです。この中の短編の一つが「パワーズ・オブ・テン」です。

授業書体験 『日本のとなりの国の文字を読もう』

 喫茶店での第2部は「ハングルを読もう」という授業プランの体験をしました。講師はSさんです。Sさんは仮説実験授業研究会の冬の大会に出かけてゆき,このプランを手に入れてきました。
 ボクは,以前韓国に行く前に一度簡単に,ハングルのしくみについてかじったことがあったので,それを思い出しながら答えていました。
 このプランは「まだ発展途上かな」という気がします。
 ただ,単に「アイウエオ」のような表から入らないで,予想が立てやすい所から入っていっているのがいいなあと思いました。後半がちょっと駆け足で一通り終えておきたいという感じがして落ちこぼれそうです。それでも,この『ハングルを読もう』のプランは《世界の国旗》《いろいろな世界地図》などと並んで,来年度からの総合的な学習にぴったりの教材です。「そりゃ英語,ほい英語」と言わないで,まずはお隣の国のことばを勉強しようではありませんか。

 その他に,算数の本の紹介(Hさん)などがありました。
 卒業式を控え,あわただしく動いていますが,時間を作ってサークルにおいで下さい。それでは,また。

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