宝立町の自然

わが町,宝立

見附島(別名:軍艦島)

海岸のすぐ目の前に浮かび,能登のシンボルとして知られる見附島。その姿が軍艦のように見えることから,別名「軍艦島」とも呼ばれています。
この見附島の名は,「弘法大師が佐渡から能登を訪れたとき,最初に目に付いたことに由来している」という言い伝えがあります。ここ見附付近の海岸からは,晴れた日には,富山湾をはさんで,遠く北アルプスの山々を望むことができます。
見附海岸は,夏,海水浴客でにぎわいます。キャンプ場も整備されています。

見附島は2024年能登半島地震で大きく崩壊し,現在は,この写真のような姿ではありません。「見附島の変遷」については「変わっていく見附島」のページをご覧ください。

曽の坊の滝(落差12.8m)

真言宗の古刹法住寺の奥,般若川上流にあり,「法住寺」を創建したといわれる弘法大師の修行場であったと伝えられています。
30年ほど前,宝立町地元の有志によって遊歩道が整備さ,アクセスしやすくなりました。その有志団体は「プライム128」というのですが,この128は「滝の高さ(落差)」の12.8mにちなんでいます。
最近は,近くの宝立小中学校の生徒たちが,遊歩道の整備作業などに活躍してくれています。

宝立山(468.5m)

珠洲市の最高峰(標高468.5m)。
およそ400m以上にブナが生えているが,山頂付近に自然林に近いブナ林が見られる。
ブナ-チシマザサが優占的で,北陸地方または日本海側の特性と見られるコシアブラ・タムシバ・ヒメモチ・ヒメアオキ・マルバマンサク・エゾユズリハ・オオイワカガミ・オオバクロモジなどの表徴的な種を持つブナ林である。口能登の宝達山や石動山のブナ林では林床にユキツバキが見られるが,このブナ林では見られない。ほかにブナ林によく見られるヤマソテツ・アカミノイヌツゲ・オオコメツツジなど多くの種類の植物があり,黒峰林叢(りんそう)として珠洲市の天然記念物に指定されている。
写真が不鮮明でごめんなさい。そのうち,もっときれいなものを撮ってきます。

恋路海岸(能登町ですが,すぐ隣【南】なので)

内浦のやさしい女性的な景色を代表する恋路海岸。
珠洲市のお隣・能登町の観光名所として有名。宝立町の見附海岸から旧国道249号線沿いに南に向かって走ると4キロほどで見えてくる海岸で,隣町とはいえ,宝立小学校の子どもたちもずいぶん遊びに行っているようです。わたしも,小さいころは,海釣りや磯遊びなどをしていました。なにせ歩いても2㎞ですから。
「恋路」という名称には,ロマンティックな響があり,恋人たちにも人気の場所です。松の茂る弁天島を中心にして砂浜が広がる波静かな海岸でもあります。地名に由来する「悲恋伝説」が今も伝えられており、浜辺の一隅にはその像が立てられています。最近ではラブロードとも呼ばれ、恋の橋渡しともなっています。夏には海水浴客も多数訪れます。

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