珠洲たの通信・2000年7月号

 昨年までより早く始まった夏休みでしたが,もう残すところ10日あまりとなりました。真夏日が続き,たいへん蒸し暑くて寝苦しい夜でしたね。ウチには年寄りの部屋にしかエアコンがありませんので…。お~,そういえばワシの寝ている部屋には扇風機もないのじゃった…今,改めて気づいたぞ。
 みなさん,この夏には,何か「血や肉」になることがありましたか?
 ボクは,残念ながら,仮説の全国大会にも行かず他の研究会にも参加しませんでした。それじゃあ,どんな夏休みだったのかというと,まあ,相撲中心に回っていたようなものです。午前中は相撲の練習,午後は一応自分の時間。相撲部のお陰で,両国国技館へも行けたし,久しぶりに東京の先輩にも会えました(この人は脚本家です。舞台の脚本が主ですが,時々テレビの「暴れん坊将軍」の脚本も任されているそうです)。残りわずかな日々を,有意義に過ごしたいです。
 さて,7月のサークルには,新顔がありました。
 なお,8月は合宿をします。場所は,のと勤プラです。参加する人は,ボクまで,至急連絡をしてください。今のところ,ボクを含めて4名の連絡が来ています。

7月の参加者(4名)
T.M(内浦町O中)  T.T(七尾市T中)  M.O(珠洲市H小)  M.S(珠洲市I小)

資料の紹介

1.『道徳で「うさぎとかめ」の授業』   4ぺ  M.O
 昨年度の6年生に行った授業の記録の資料をとってあったので,それを少しまとめてみました。この授業プランは『たのしい授業』(仮説社)に紹介されていたものです。卒業を間近に控えた子どもたちへ「あなたはあなたのままでいいところを伸ばしていってね」というボクからのメッセージのつもりで授業しました。この授業プランで紹介されている加藤諦三さんの文章に対しての子どもたちの反応にはいろいろとあり,おもしろかったです。
 「うさぎとかめ」の物語について,子どもたちは「カメがよくて,ウサギがダメだ」と思っているとは限らないということを発見しました。

2.学級通信『海賊船』№14,19,20   6ぺ  M.O
 第14号は「コンニャクイモ」を一口食べてみたという情報の紹介。その他,授業に関して書かれていた日記の紹介を載せています。今年は,久しぶりに子どもたちに日記を書いてもらっています(2日に1度)。
 第19号は「小数のかけ算の問題づくり」です。全員がうまく作れたと言うわけではありませんが,この中から選んでテストを作りました。
 第20号は,授業参観で『勇敢な少年』をやったときの子どもたちの感想集です。

3.『清水哲さんがやってきた!』   14ぺ  M.S
 資料としては,学級通信『ひだまり・第6号』(12ぺ)とSさんから「珠洲たの」のメンバーに宛てた電子メールの写し(2ぺ)です。
 5月のサークルの例会で話題が出ていた「清水哲さんのことを授業に取り上げたのだが,どうもしっくりこない」というSさんの思いの続きが,今回語られました。5月のサークル以来,事態は急展開。電子メールを通して清水さんと交流する中で,なんとSさんのクラスに少しの時間だけど来ていただけることになったのです。
 しかし,その交流会の中には,Sさんも清水さんも知らないウチに新聞記者の取材が入っていたことで,またまた事態は悪い方へ。Sさんは,その怒りをメールに打ってきたというわけです。
 なんでもかんでも「新聞に出ることはいいことだ」「新聞に載ることについて,シモジモのものは文句はなかろう」という田舎根性丸出しの姿勢は,新聞社も管理職もどうにかしていますね。田植えでも稲刈りでも「新聞に書いてもらおう」といって電話をすることが当たり前になっているので,こんな繊細な人の心に気が付かないのでしょうね。

 このほかに,朝日小学生新聞記事『音を作り出す空気のゆれ』(食品包装用ラップのシンで作ったパイプオルガン),北国新聞記事[2000.6.15]『ジャガイモの茎にミニトマト?』,竹田美紀子『メールde資料』(紹介O)ありました。

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