2024年1月に計画していたこのタイトルの講座は,正月の能登半島地震により中止に。
今年,やっと実施できました。
フィルムケースをコマのように回して遊びながら,最後は「地球と月」ゴマを作るという流れです。講座そのものは,フィルムケースを使うだけという,とてもシンプルな内容です。
この「地球と月」ゴマのことは,最近,ネットでも紹介されていますので,作ってみたいと思われた方は,一度ご覧になるといいでしょう。
科学教室の記録
前半は,連結したフィルムケース(1コ,2コ,3コ,4コ)にシールを貼って(1枚,2枚,3枚,4色),回転したときに見えるシールの数を予想します
後半は,ダブルケースの性質を利用して
下の画像は,講座で提示したプレゼン資料(28ページ)の一部です。
前半:フィルムケースにシールを貼り回したときの規則を見つける
子どもたちの写真も撮ったのですが,回っているフィルムケースは止まって見えるので,何だこりゃあという感じになってしまいました。
後半:ダブルケースを利用して「地球と月」ゴマをつくる
「地球と月」ゴマは,みんなで一緒に作りました。
「太陽系」ゴマの方は,材料だけ配布して,お家で作ってもらうことにしました。しかし,講座が終わってからも2人の子が残って作り上げていきました。
子どもたちの感想
私は,今日のわくわく科学で感じたことはたくさんあります。
1つ目は,フィルムケースは知っていたけど,フィルムケースを回した事がなかったので,回せてよかったです。
2つ目は,工作の時がとっても楽しかったです。
最後に,この科学教室が楽しかったです。ありがとうございました。(S小4年,たのしさ度5,ためになったか度5)
今年始めてじっけんについて知ったと思いました。このようなじっけんはしたことがなくて,とても楽しかったです。今日教えてくださり,ありがとうございました。(T小4年,5,4)
回す方法によってシールが見える見えないが変わったり,それを利用して地球ゴマをつくったりできて,とても楽しかったです。(W小5年,5,4)
今日はありがとうございました。
フィルムケースにシールをはると1個や3個などに見えてびっくりしました。お家でもこまをまわしたり,家族に説明をしたりしたいです。作るのも楽しかったです。本当にありがとうございました。(H小5年,5,5)
フィルムケースを回すだけで,とても楽しかったです。シールをはったりして,いろいろな予想を考えたりできました。(T小6年,5,5)
参考図書・サイトなど
・唐澤道朗「ダブルフィルムケースをまわそう」『ものづくりハンドブック6』(仮説社、2003)
・田崎美枝子「フィルムケースコマ『地球と月』『太陽系』」『青少年のための科学の祭典2005全国大会ガイドブック』(会場配布冊子、2005)
・サイト「フィルムケースゴマを作ってみた」『cloud9science @Wiki』…提示したプレゼンには,このサイトの写真も利用しています。ありがとうございます。
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