珠洲たの通信・2025年3月号

アカガエルの卵塊 2024年度

今月号のサークル通信は,ChatGPTなどのAIにお願いして〈要約してもらったもの〉を,レポート報告に使ってみました。
初めて使ってみての感想は,「便利なのか,面倒なのか,よくわからない」ということ。まだわたしが慣れていないからね。ただし〈こういうレポート紹介の仕方は,この通信には似つかわしくないこと〉はわかりました。
当たり前だけど,AIに質問しただけでは,レポートの紹介文の中に紹介者であるわたしの視点がまったく入ってこないからです。
でも,「いやおまえの興味関心なんていらない。純粋にレポートの全体像が知りたい」ということであれば,AIに要約を頼むという方法は,たいへん役に立ちそうです。さすがです。

まず最初に

今月のサークルで重大発表があったので,まずはそれを記しておきます。
なんと,わにちゃんが一旦教員を辞め,日本一周のバイク旅に出るそうです。もう決めたというのです。校長にも両親にも話したというのです。
なんという決断,なんという行動力。
若いいまだからこそできる,一大決心。今後のことはどうなるのか,誰も分かりませんが,きっと,有意義な数年間を送ってくれるものと思います。
地震をきっかけに,自分を見つめ直す……多かれ少なかれ,こんな気持ちになった人は多いのではないでしょうか。

わにちゃんは出発日(2024/4/14)の10日前から,noteで毎日の日記を綴っています。
どんな毎日を送っているのか,ときどき覗いてみて下さい。
→わにちゃんのnote「日本一周バイク旅日記」

今月の参加者  W.T  N.T  S.Mi  O.M

今月の写真

今月のレポート

AIを使って要約
1 S.Mさんのレポートは,まず,いただいた紙資料をスキャナーでPDFにした。そしてAdobe Acrobat Reader「AIアシスタント」という機能で〈要約〉してもらった。
2 O.Mのレポートは,ネット上にあるChat GPTにお願いして〈要約〉してもらった。

いずれの場合も,単に〈要約〉をお願いしたときには,箇条書きになって出てきた。〈AIによる要約〉というのは箇条書きにすることが普通なんだろう。これじゃあ,あまりにも冷たいので,「1000文字の文章で要約して」というお願いもしてみた。さらに,感想も入れてねとお願いしたのも入れてみた。

1 「2025年3月サークルレポート〈惰性で過ごしている感の今日頃〉 B5 4ぺ  S.M」の場合
①単に要約をお願いしたバージョン

この文書は、学校の職場環境や授業の進行、卒業式の準備に関する教師の思いや経験を述べたものです。
この文書は、2025年3月の教育現場での経験や日常の出来事について記録された内容です。 ​以下に要約します。

1 職場の変化: 若い教員たちが効率的に仕事をこなし、子どもたちと積極的に関わる姿が描かれています。一方で、昔の職場の雰囲気との違いに戸惑いを感じる様子が記されています。
2 授業の取り組み: 6年生の図工授業で「浮世絵版画」を使用したが、作業の進行が遅く、予定通りに進まなかったことが述べられています。 ​次の単元に影響が出る状況も記されています。
3 卒業式の準備と指導: 卒業式の仕事分担や歌指導の現状についての不満が述べられています。​指導方法の質や平等性に疑問を感じている様子が記されています。
4 健康問題: 足の付け根にできた「粉瘤」の治療や「口唇ヘルペス」の診察・治療についての記録があります。
5 沖縄慰霊の日の計画: 6月23日に沖縄を訪れる予定で、平和運動に関わる友人と辺野古などを回る計画が述べられています。
6 教員生活の振り返り: 教員としての経験や現場での変化に対する思いが記されています。 ​特に卒業式に関する感想や、教育現場での指導のあり方についての考えが述べられています。

全体的に、教育現場での変化、授業や卒業式の準備、健康問題、そして個人的な計画や思いが詳細に記録されています。 ​

②文章(1000文字)での要約をお願いしたバージョン

2025年3月の教育現場における経験や日常の出来事が記録されています。 ​職場では若い教員たちが効率的に仕事をこなし、子どもたちと積極的に関わる姿が見られる一方、昔の職場の雰囲気との違いに戸惑いを感じる様子が述べられています。 ​特に学年末の忙しい時期においても、若い教員たちは要録を早々に仕上げ、子どもたちと遊ぶ時間を確保していることが印象的です。 ​
図工の授業では、6年生を対象に「浮世絵版画」を使用した取り組みが行われましたが、作業の進行が遅く、予定通りに進まない状況が記されています。 ​子どもたちの作業スピードが遅いことや、しゃべりながら手が動かない子が多いことが原因とされています。 ​家庭の時間を使っても進捗が遅れ、次の単元に影響が出る状況が述べられています。
卒業式の準備に関しては、仕事分担や指導方法に対する不満が記されています。「全員平等」に仕事を与える風潮があり、経験や能力に基づいた適切な役割分担が行われていないことが問題視されています。​また、歌指導では「大きな声で歌う」ことだけが重視され、具体的な技術指導が欠けている点が指摘されています。​指導者が頻繁に交代することで、練習の一貫性が欠けている状況も述べられています。
健康面では、足の付け根にできた「粉瘤」の治療や「口唇ヘルペス」の診察・治療についての記録があります。 ​「粉瘤」は局部麻酔で膿を取り除く処置が行われ、痛みが軽減されたことが述べられています。​また、口唇ヘルペス」は塗り薬の処方で解決したことが記されています。 ​
6月23日の沖縄慰霊の日には、沖縄を訪れる計画が記されています。​平和運動に関わる友人と辺野古などを回る予定であり、戦争を通して気にかかる場所での活動が期待されています。 ​
最後に、教員生活の振り返りとして、教育現場での変化や指導のあり方についての考えが述べられています。​特に卒業式に関する感想や、指導方法の質に対する疑問が記されています。​年齢や役割の変化に伴い、自分自身の気持ちの変化を感じる様子も記されています。 ​
この文書は、教育現場での変化、授業や卒業式の準備、健康問題、そして個人的な計画や思いを詳細に記録した内容を要約したものです。

③レポートを読んだ人が紹介しているバージョン

この文章は、教育現場での経験や日常生活の出来事を綴った内容です。 ​筆者は学校の職場環境や若い教員たちの働き方、卒業式の準備や指導方法についての考察を述べています。 ​特に、若い教員たちが効率的に仕事をこなしている様子に驚きつつも、自身の若い頃との違いに複雑な感情を抱いている様子が伝わります。 ​また、図工の授業での苦労や卒業式の歌指導に対する疑問など、教育現場での具体的な課題が描かれています。

さらに、筆者は自身の健康問題についても触れています。 ​「粉瘤」や「口唇ヘルペス」といった病気の診察・治療の経験を通じて、日常生活の中での困難や解決への安堵感が表現されています。 ​また、沖縄慰霊の日に向けた計画や友人との交流を通じて、平和への思いを語る部分もあり、個人的な視点から社会的なテーマに触れています

全体を通じて、筆者の率直な感情や考えが綴られており、教育現場の現状や日常生活の中での気づきがリアルに伝わる内容です。 ​文章からは、筆者が教育者としての経験を振り返りつつ、変化する環境や自身の役割について考え続けている姿勢が感じられます。 ​

これ,なかなかいい感想文だとは思いませんか。とくに,赤アンダーラインを引いた部分(これは編集子が引いた)は,言い得て妙であり,感心しました。
また「ここだけの話」と題した文章については,〈要約〉ではまったく触れられていないのもさすがですね。

2「〈喃々レポ・2025年3月号〉 A5 8ぺ  O.M」の場合
①単に要約をお願いしたバージョン

概要
筆者は「ばね指」に悩みながらも、最近ハマっている「Kindle Unlimited」と「Obsidian」という2つのツールについて熱心に取り組んでいる。特にKindle Unlimitedでは、読書環境の変化と活用術について、Obsidianでは知識の整理とリンクの力について述べている。
📚 Kindle Unlimited について
導入理由
 本棚が狭くなったことや、電子書籍のハイライト機能・辞書機能の便利さから導入。
メリット
 月額980円で200万冊以上が読み放題
 スマホ・PCアプリがあり同期も簡単
 ハイライトは返却後も残る(PCで閲覧・コピー可能)
懸念点と克服
 ① 読みたい本があるか? → ジャンル検索で対応
 ② ハイライトが残るか? → 残ることを確認
 ③ 時間があるか? → 早朝読書やベッドでの読書で対応
読み上げ機能
 KindleアプリやAlexaによる読み上げを活用。Audibleの代替として機能。
実際に読んだ本
 植物学や生物、世界史関連の本
 読書術やKindle活用法
 小説(ハリーポッターなど)
🗂 Obsidian について
概要
 Markdown形式でメモを整理するアプリ。Zettelkasten(ツェッテルカステン)という知識整理術を元にしている。
使い方
 ハイライトをもとにしたメモの蓄積
 日記の記録
 メモ同士をリンクすることで、知識のネットワークが構築される
便利な点
 ファイルが多くても、リンクで自動的に関連を可視化
 メモの分類・検索がしやすい
 学びを「点」ではなく「線・面」として活用できる
課題
 iPhoneとWindows間の同期が少し面倒
 有料の同期アプリはまだ導入していない
📝 結論
Kindle UnlimitedとObsidianの組み合わせによって、「読む」→「残す」→「つなげる」という知的活動の流れが効率的に行えるようになった。これは年配者だけでなく、若者や学習者にも大いに役立つツールである。 

②文章(1000文字)での要約をお願いしたバージョン

ばね指がなかなか治らないものの、今回は最近夢中になっている「Kindle Unlimited」と「Obsidian」について書く。
Kindle UnlimitedはAmazonの月額980円の電子書籍読み放題サービスで、現在3ヶ月の無料体験中。専用端末がなくてもスマホやPCで読め、同期や辞書、ハイライト機能が便利。特にハイライトは本を返却しても残り、PCでまとめて見たり、保存もできるため、読書メモとして非常に有効だ。実際に利用して、植物や歴史、読書術など多彩な本に出会い、調べ学習にも役立つと実感した。
また、朝早く目覚める生活習慣を活かし、布団の中や散歩中に読書時間を確保。Kindleアプリの読み上げ機能やAlexaも活用し、『ハリーポッター』シリーズなどを聴いている。Audibleに比べてコストがかからないのも魅力。
もう一つの注目アプリ「Obsidian」は、メモをマークダウン形式で整理・保存でき、リンク機能によって知識同士をつなげられるのが特徴。Kindleのハイライトや日記をObsidianに取り込むことで、自分の知識を視覚的に構造化し、後で引き出しやすくなる。例えば「植物」や「石灰岩」といったキーワードで異なる話題がつながる面白さがあり、授業やレポート作成にも応用できそうだ。Obsidianは情報管理手法「Zettelkasten」に基づいており、柔軟なカスタマイズも可能。ただし、iPhoneとWindows間の同期が課題で、現状では有料の同期サービスを利用しないとやや不便。それでも、情報の蓄積と活用の面で大きな可能性を感じている。年配者の趣味というより、むしろ若者にこそ役立つツールではないかと考えている。

③レポートを読んだ人が紹介しているバージョン

ばね指が治らず悩んでいる筆者だが、今回は最近夢中になっている「Kindle Unlimited」と「Obsidian」について綴っている。Kindle UnlimitedはAmazonが提供する月額980円の電子書籍読み放題サービスで、筆者は現在3ヶ月無料体験中。スマホやPCで気軽に読め、辞書機能やハイライト機能も優れている。特にハイライトは本の返却後も残り、PCで一括して確認・保存できる点が、読書ノートとしての活用に最適だという。植物や歴史、読書術に関する本を次々と読み、調べ学習にぴったりだと実感。朝型生活を活かし、布団の中や散歩中に読書時間を確保し、読み上げ機能やAlexaも活用して『ハリーポッター』などを音声で楽しんでいる。
もう一つの注目は、マークダウン形式でメモを整理できるアプリ「Obsidian」。Kindleのハイライトや日記などを取り込み、リンク機能を活用することで、関連する知識がネットワークのように繋がり、学びが立体的になるのが魅力だ。情報管理手法「Zettelkasten」に基づく設計で、例えば「石灰岩」というキーワードが地学、歴史、沖縄文化などの話題を結びつけることができる。現在はKindleの読書記録と日記の整理が中心だが、今後は授業準備にも活用の可能性が広がると期待している。ただし、iPhoneとWindows間の同期に難がある点は課題。
この文章を読んだ他の教員たちからは、「自分の読書スタイルを見直すきっかけになった」「Kindleのハイライト機能の活用法は目から鱗だった」「Obsidianの存在は知らなかったが、授業記録や教材整理に応用できそう」といった反応が多く、教育現場でも大いに参考になる内容だと感じられている。情報の収集から整理、活用までを一貫して行う筆者の実践は、デジタル時代の学びのヒントに満ちている。

今月話題の本(いずれもKindle本の表紙です)


これまでやったことがないことを,いろいろとやってみるって面白いですなあ。
AIも,つい先日までは「オレには関係ないや」と思っていたのですが,こうして遊んでみると,使える部分もあるなあと思います。
最近,「写真のジブリ風」というのが話題になっていたので,わたしもやってみました。
松本キミ子さんとのツーショット記念写真です。
変換は,ChatGPTさんにお願いしました。

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