NHK「釜石の奇跡」を見て

釜石市沿岸部にある釜石小学校。３月１１日、年度末の短縮授業で児童はいつもより早く下校し、家でゲームをしたり、友だちと遊んだりするなど、大人の管理下を離れて自由な時間を過ごしていた（「NHKクローズアップ現代」より）。

　この番組は「釜石の奇跡」と題されていますが，番組内容を見ると，あのとき子どもたちがとった行動は決して「奇跡」などではなく，「しっかりと防災学習を続けていたからこそできたことだった」ということが分かります。
　ですからこの番組の題名は，それこそカッコ付きで捉える必要があります。

わたしは，本教材を「理科」の時間で行いましたが，高学年なら「学級活動」の時間で授業することができるでしょう。学校の避難訓練の前などに授業にかけてみてください。